舛添の主張は「オタクはキモいからみんな死ね」と同じ

みんな、自分が悪い奴にされるのは嫌いだが、「悪い奴」を叩くのは大好きだ。大好きだから、叩くのに夢中になって、そいつが本当に悪い奴かどうかはあまり気にしない。

そういうみんなの性質をうまく利用して稼ぐのが、マスゴミの商売と言ってもいい。そして、これを政治的に利用するのはポピュリズムの手法でもある。


そのマスゴミに慣れた政治家のやり口がこれだ。

−バカ市長「わが鳥取県内では着服は1度もない!」  舛添「それが当たり前だ。いちいちいばるなバカ」−


舛添要一厚労相(58)が国民年金保険料の着服問題をめぐり「市町村は(社会保険庁より)もっと信用ならない」と発言し、一部市長が反発している問題で、舛添氏が3日、「『バカ市長』と言われるのはいやでしょうから『小人』と言った」と発言し、火に油を注いだ。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1039205.html

着服する地方公務員が悪いのは当たり前で相応の処罰を受けるべきだ。だが、それは着服するのが悪いのであって、地方公務員である事が悪いのではない。


だが、気持ちよく「悪い奴」を叩く連中には、そんな事はどうでもいい事としか思われない。というか、そんな事それ自体を欠片ほども脳に浮かべない。


私が子供の頃、宮崎勤事件というのがあった。アニメおたくが、複数の幼女を誘拐して殺して猥褻行為をして死体のビデオを撮って、という異常な事件だ。こんな事をするのは、まともな人間ではないのは確かだ。だから、アニメおたくは、社会的に貶まれて当然、人権を剥奪されても良い位の忌むべき存在なのだ。


(追記:エントリの趣旨が解らぬという人が居るようなので、そういう人はエントリのタイトルを参照されたい)